意識的な思考時間。




昨日に続いて今日もエントリー。

最近気をつけている事に「思考時間の確保」があります。
気をつけないと、気がついたら一日が終わってるんですよね。
ちなみに僕の場合は風呂に入ってる時・シャワーを浴びてる時意識的な思考時間だったりします。
あまり自覚してなかったんですが、振り返ってみるとこの時間に色々と考えていて、最近では意識的に思考時間にしています。

一般には、『三上(さんじょう)』が良く言われるみたいですね。
馬上・枕上・厠上の3つ。
《欧陽脩「帰田録」の「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃(すなは)ち馬上・枕上(ちんじゃう)・厠上(しじゃう)なり」から》文章を考えるのに最も都合がよいという三つの場面。馬に乗っているとき、寝床に入っているとき、便所に入っているとき。(Yahoo!辞書より)
ただ自覚しないとと思っているのが、ともすればこれらの時間が input の時間になりがちだという事。
例えば電車の中でも、本を読む人、携帯いじる人、音楽聴く人、ゲームする人。
何らかしらの input がメインですよね。
実際僕も、電車では、①読書 ②twitter ③mixi でだいたいの時間を消費してます。

もちろんそれが悪いわけではなくて、もちろん input の時間・気分転換の時間に当てても良いんです。
ただ、世の中僕も含めて「考える時間」ってのが減ってるんじゃないかな、と。

めちゃくちゃ個人的なイメージの話です。
input とか output とかの話をする時。
これまでは、
  1. input
  2. output
の2段構成のイメージが強かったんです。
けど最近は、
  1. input
  2. 熟成・思考
  3. output
と、「熟成・思考」を意識した3段構成なんですよね。
多分、考える必要性に迫られてるからなんだろうけど。

で、僕の場合、これまでの習慣で行くと『input』の比率が高い。
というよりも絶対的に『熟成・思考/output』の時間や機会が少ない
というわけで、最近後者の時間(特に『熟成・思考』の時間)を意識的に確保するようにしてます。

input や消費のそれ自体も楽しいけれど、創るっていう output には換えがたい楽しさがある気がします。個人的には。
その為の input でもあるのだから、input にとらわれ過ぎるのは良くない。

ともかく『意識的な思考時間』を作る事。大事。
以上。

2 コメント:


2009年12月20日 20:51  

すげー面白い内容のブログ書いていたんだね.
もっと早く気づけばよかったよ.

input→熟考・思考→output
っていうと,原因・過程・結果と捉えられがちで,行為なのか情報なのか混乱するよね.
情報を集める過程→考える過程→結果として出す過程と整理するともっとわかりやすくなるんじゃないかな!?粒度をそろえるとわかりやすくなる.

maonis

2009年12月22日 10:37  

あーなるほどなぁ。
確かに、行為と情報が混ざってる事は考えてなかった、サンクス!

またこういう話ガッツリしよう!!
もちろんワイン飲みながらw

コメントを投稿